2011年12月31日

【プレイヤーパートナー巻頭言2011/12】 励まし愛(田中慎一)

P1000223.jpg

 励まし愛    田中 慎一(愛知県立大学07年卒)
日本アライアンス教団内子キリスト教会(愛媛県)副牧師 
 去る11月12日、キリスト聖書学校(CBI)にて開かれたKGKの日に、講師としてお招き頂きました。大学を卒業してまだ5年目という、若輩者には大きな務めでしたが、皆様のお祈りに支えられて奉仕させて頂きました。
 講演では、主に同期会の活動について紹介させて頂きました。私の卒業年度の06同期会は、同じ年度の東海地区KGKの年間テーマ「励まし愛」を合言葉に交わりをもっています。明確な文書はありませんし、参加していない同期の方もいます。同期の交わりだけでなく、教会からも、信仰からも離れてしまったメンバーもいます。うまくいっているわけではなく、逆に同じ同期たちが、仕事や家族や教会の中で、痛みを感じているからこそ集る思いが与えられているのかもしれません。
 同期会では2つのことを大切にしています。それはメーリングリストでのやり取りと、1年に1回は集まることです。これを続けていくポイントは、メンバーの誕生日にメールをして近況を報告すること。また、メンバーが引っ越したら会いに行く。そしてメールを返さないメンバーや、集まれないメンバーがいても気にしないことです。
 さて、「励まし愛」の背後にある御言葉は、「わたしの喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心をもち、心を合わせ、志を一つにしてください。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」(ピリピ2:2、4)です。
まず大事なのは、「喜び」を満たすということです。「喜び」は何かのついでに生まれる小さなことではありません。キリスト者の喜びは、キリストによる救いと直結しています。救われた者同士の間には、深い喜びの絆が生まれます。それは、世の交わりでは生まれることのない証しです。私たちの喜びは救いの証しなのです。私たちが本気で喜びに目を向けるとき、私たちの心は外へと向かいます。喜びに迎え入れる人を求めます。キリストは「私を通して、私と共に、救いを手にして欲しい。喜びを得て欲しい。神の喜びの中に生きて欲しい」と本気で思われたのです。キリストの熱心がここにあります。そしてその喜びに向き合い続けられないところに私たちの罪があります。「自分のことだけではなく、他の人のことも顧み」(4節)るためには、「一致を保ち、同じ愛の心をもち、心を合わせ、志を一つに」しなければなりません。その一つの助け手として同期会が用いられ、主の使命に生きたいと願っています。
posted by 協力会 at 04:16| プレイヤーパートナー巻頭言

2011年12月01日

【プレーヤーパートナー巻頭言2011年9月】

2010個人写真 005sho.jpg
巻頭言
                             東北地区主事 成実朝子
 いつもKGKのために、また、私のためにもお祈りとご支援をありがとうございます。特に3月11日の東日本大震災の時は、心配して祈ってくださったことを感謝しています。本当にありがとうございました。
 この震災の支援のために、KGKとして学生のボランティアチームを宮城県に派遣してきたことは6月のレターで報告したとおりです。私はおもに、チームが滞在させていただく教会との調整や、到着した日のオリエンテーションと最終日のまとめを担当しました。
そして、本当に数回だけ、学生と一緒に被害のあったお宅におじゃまして作業をしたことがあります。帰りの車で話す機会があったので、私は学生たちにどうしてボランティアに来たのか聞いてみました。するとある学生は「自分がボランティアに来るかどうか悩んだ。交通費もかかるので、その分献金した方が良いのではないかとも考えた。でも、どうしても自分で状況を見てみたかった。」と答えてくれました。私はこの答えを聞いて安心しました。大きなことをしようとしてではなく、むしろ、小さなことしかできないけれど、できることを少しでもしたいと思っていることがよく分かったからです。実際に彼らは、自分にできることを捜しながら、一生懸命、作業に取り組んでいました。
これは、普段のKGKの活動にも通じることです。この時に被災地のボランティアをしたことは、彼らの人生において大きな経験であったと思いますが、学生たちが自ら考え、悩みながらも決断し、挑戦したこと自体が大切なことだと思います。
 KGKとして学生を派遣することは、9月で一応の終了となりました。私が見たことはわずかで、その中の一部しか皆様にお伝えできないことを申し訳なく思いますが、この期間、多くの方々のご協力と祈りによってボランティアの働きを行うことができました。
続けて、大震災とその影響によって苦しんでいる多くの方々に、慰めと希望が与えられるように、お祈りに覚えていただければ幸いです。
posted by 協力会 at 05:14| Comment(0) | プレイヤーパートナー巻頭言

2011年09月17日

【プレイヤーパートナー巻頭言2011/7】 第一とすべきもの(横谷亘)

「第一とすべきもの」    自由ヶ丘キリスト教会(2011年10月よりタイ聖書福音教会) 横谷亘 

watarukun.jpg 

1997年に千葉工業大学を卒業、就職して名古屋に赴任、10年間商社にて電力の営業に携わる。その後退職して北海道にある小さな聖書学校で学び、現在自由ヶ丘キリスト教会の伝道師として奉仕させて頂いています。
私が学生時代に最も教えられたのは何を第一とするのかという優先順位です。聖書はこう語っています。「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」この第一のものを第一としないとき、私たちの心は揺れ動かされます。
私は学生時代にNC(全国集会)の準備に関わらせていただきました。その中で“会場をどこにするべきか”という問題で大きく揺れ動きました。詳しい説明は省きますが、この時私は第一のものを第一としないで、NCが開催されることを第一にしようとしていました。この失敗を通し、私はNCを開催することよりも神を第一とすべきことを身をもって知りました。また神を第一とするとき、必ずその背後に神の恵みの方法が備えられていることを知りました。まさにこの経験は神のあわれみでした。
この優先順位は社会に出ると守るのがさらに困難に思えてきます。この世の勢力は何とかして私たちを神よりも、他のものを第一にするようにと迫ってきます。馬鹿正直に神を第一とするよりも、楽をして成果を得る道が賢く思え、神を第一とすることに頑固になるよりも、自分を偽ってこの世と同化する方が好ましく見えてきます。しかしアブラハムは自分の息子への思いよりも神のことばに従うことを第一とし、ダニエルは大臣の地位や自分の身よりも神を第一とし、キリストは自分の願いよりも父なる神のみこころを求めました。
私たちキリスト者もまず神の国とその義とを第一としたい。それぞれが今どのような状況に置かれているのか私にはわかりません。私には想像し得ない大きな困難の中にある方もおられるでしょう。しかし私たちは学生時代に学んだこの優先順位を思い起こし、今遣わされている場所で、神を第一とする者でありたいと願います。
posted by 協力会 at 14:07| Comment(0) | プレイヤーパートナー巻頭言