2011年05月15日

「協力会」とは?

「KGKスピリットのひとつに、超教派性があります。
それは、この働きが同時に地域教会の祈りと協力によって支えられていることを意味しています。そのために各地区で協力会が組織されています。協力会には、教会と卒業生会、それ以外の支援者が含まれ、KGKを支える母体となっています。」
(『学生の伝道 2000』 p. 55 より)

 初期のKGKでは、運動を支える中心母体は卒業生たちでした。自分たち代わって後輩の学生たちを励まし訓練する専任の主事はまず卒業生たちによって立てられたからです。その後もしばらくは卒業生会こそが支援母体であり続けました。とりわけ関東や関西の地区では、すでに1950年代から卒業生会が結成されていました。

 KGK40周年の記念誌『主が建てるのでなければ』に収められた三森春生師による「キリスト者学生会の四十年」という文章によれば、1970年にまず中四国地区で協力会が発足したとあります。初期の頃から堅固な卒業生会組織を築いてきた関東・関西両地区と違い、地方の地区は卒業生だけではなく、KGKに理解のある信徒・教職者・教会を含む支援母体を結成することが実際的であったからです。上記文章によれば、その後1976年に九州地区で協力会が発足し、1978年には北海道および北陸地区、1979年に東海地区、1987年に東北地区で発足したとあります。その間、関東地区では1984年に、関西地区でも1987年に協力会が発足したようです。

 地方地区の実情から結成された協力会でしたが、やがてKGKの歴史の中で、協力会は "KGKの教会論" として神学的に位置づけられるようになります。卒業生会中心の支援母体から、卒業生会も含む<教会>の働きとして協力会が支援母体の前面に出てくるようになったのです。現在では冒頭の『学生の伝道』の文にあるように、協力会の中に卒業生会が位置づけられています。卒業生会会計が協力会会計に組み込まれていることなどはその一例です。もっとも、年間運動方針や諸行事では卒業生会は独自の活動を行っていますので、協力会が支配組織という訳ではありません。

 学生会の歩みと同様、東海地区でも支援運動としての協力会はすでに1979年に結成され、1980年代から協力会主催の「公開講座」を開催し、また年次総会を行っていましたが、規約の制定やそれに準じた活動や予算の計画・執行という意識はどちらかというと希薄でした(皆無だった訳ではありません)。2003年にKGKが宗教法人格を取得した出来事を機会に、東海地区協力会も新たに規約を作成し、2004年度の年次総会で新規約が承認されました。現在では規約に基づいて運営委員が選出され、年3回の定期運営委員会を行っています。恒例行事となっている公開講座も協力会の正式な活動として実施されています。

 新規約によれば協力会には、目的に賛同し信仰基準に同意し会費を納める教会教職者、一般信徒、卒業生会会員が入会できることになっています。入会希望等のお問い合わせはKGK東海地区事務所(052-412-4271、またはこちら)までお願いいたします。
posted by 協力会 at 20:34| Comment(0) | 協力会とは